J2横浜FCのFWカズ(三浦知良、50)が15日、本田圭佑(31)のメキシコ移籍を歓迎した。ホームでの岐阜戦後「メキシコはサッカーが国民的スポーツ。お客さんの熱狂は想像以上にすごい。そんな環境でやることは素晴らしい。日本人がメキシコリーグを見る機会が多くなると思うので、僕も楽しみにしています」と期待した。

 自身は19歳だった86年、ブラジルのサントス時代に首都メキシコシティーを訪れ、1部の強豪クラブとの試合に途中出場で引き分けた。「強かった思い出がある。個人の力もありました」。高地でのプレーに関しても「途中から鼻血が出たことを覚えている。息が続かなかった」と、苦笑いしながら懐かしんだ。

 この日は左膝負傷を乗り越え3カ月ぶりにベンチ入りしたが、出番はなかった。