柏レイソルはアウェーで大量4得点を奪い、快勝した。FWディエゴ・オリヴェイラとMFキム・ボギョンの主力2人を出場停止で欠く中、選手層の厚さを見せた。

 前半45分、自陣でこぼれ球を拾ったMF伊東純也(24)がドリブルを開始。約50メートルを独走し、DFもかわして見事に先制点を決めた。

 後半21分には、DF小池龍太(21)のクロスにMF武富孝介(26)が頭で合わせて追加点を奪った。FWクリスティアーノ(30)も2得点を挙げ、大勝した。

 前節ホームのサガン鳥栖戦(9日・0-0)では攻め続けながら無得点で引き分けに終わっており、下平隆宏監督(45)は「前節は悔しい引き分けだったので、今節はしっかりゴールを取ることと攻撃し続けることがテーマだった。後半、失点して少し慌てたが、選手たちが3点目、4点目を取ってくれて非常に良かった」と満足げに振り返った。