京都サンガFCが元日本代表FW大黒の劇的ゴールで、今季2度目の3連敗を免れた。
一進一退の攻防が続いた前半39分、京都はDF石櫃の右CKにFWイ・ヨンジェが頭で合わせて先制。守備陣も危ない場面を作らせず、1-0とリードして前半を折り返した。
一方の大分トリニータは後半19分に右サイドを切り崩し、グラウンダーのクロスをMF鈴木惇が蹴り込んで同点。さらに同36分、1分前に投入されたばかりのFW伊佐が勝ち越しゴールを奪った。
そのまま終了かと思われた後半ロスタイムに、京都は相手陣中央でFKを獲得。FWオリスのキックはクロスバーに阻まれたが、跳ね返りをFW大黒が頭で押し込み同点とし、勝ち点1を手にした。
大分は3試合ぶりの勝利を逃した。