ガンバ大阪の10番MF倉田秋(28)が22日、大阪・吹田市内でシュート練習を積んだ。チームは8月未勝利で現在2連敗中。苦境に立たされており、攻撃陣を奮起させるためにも倉田は居残りでシュート練習を行った。

 自身は今季6得点だが、5月20日ホーム鳥栖戦から3カ月以上ゴールから遠ざかっている。「攻撃の形は作れているし、あとは仕留めの部分。練習からこだわっていきたい」と、次戦の26日アウェー鳥栖戦に向けてシュートの精度をさらに高めていく。

 長谷川監督も期待している。「秋は責任感持ってやってくれている。ゴールを決めれば彼の価値も上がってくる」。連敗ストップがかかる鳥栖はG大阪に苦手な相手。特に敵地ベアスタではJ1の4戦で4敗と1勝もしたことがない。指揮官は「それよりも自分たちのサッカーを取り戻さないといけない」と、まずは何が何でも勝利を目指す。