浦和レッズが逆転勝利をおさめ、リーグ3連勝とした。一方、清水エスパルスは3連敗となった。

 アウェーの浦和は前半7分、FW興梠が倒されてペナルティーアーク内でFKを獲得。キッカーのMF矢島が壁の下を狙う低い弾道のシュートで狙うが、清水DFがスライディングでクリアした。一方、清水は前半序盤にセンターバックが2人とも警告をもらう厳しい展開になった。同20分には、MF枝村、DF鎌田が立て続けにゴール前にクロスを送るが、シュートには結びつかなかった。しかし同30分、枝村のCKからリーグ10試合ぶりに先発したDF角田が頭で決めて先制した。

 後半7分、浦和はMFラファエル・シルバのシュートを清水GK六反が弾き、こぼれ球をMF武藤が押し込んでゴールネットを揺らしたが、オフサイドの判定だった。しかし同19分、左CKのこぼれ球から武藤がクロスを入れ、DF遠藤が体制を崩しながら左足で決めて同点に追いついた。さらに同25分、ゴール前の混戦からラファエル・シルバが決めて逆転に成功した。清水は、ケガから復帰したMF白崎を投入したが、決定機を作れなかった。