ジュビロ磐田が序盤から優位に進め、3試合ぶりの白星をつかんだ。

 前半20分、磐田は左サイドでFKを獲得。MF中村俊が低いボールを中央に送ると、DF高橋と競り合った大宮アルディージャMF大山に当たって軌道が変わり、そのまま決まった。勢いに乗ると、同28分には右サイドを起点に追加点を奪った。高橋の縦パスを受けたFW川又の落としたボールに抜け出したMFムサエフが、右足でネットを揺らした。

 対する大宮は、同38分に好位置でFKを獲得したが、MFマテウスのキックは壁に阻まれた。その後は好機を作れず、磐田の2点リードで前半を折り返した。

 後半は大宮が反撃。同3分、ゴール前でMFマテウスが右足を振り抜き、1点差とした。しかし、最後まで磐田に押し込まれる展開が続き、同点ゴールは奪えずに試合が終了。2試合ぶりの黒星で5戦勝ち無しとなった。