J1のFC東京が来季の新監督候補として、ガンバ大阪を今季限りで退任する長谷川健太監督(52)に一本化したことが12日、複数の関係者の話で分かった。

 近日中に正式オファーを出す見通し。今季途中から指揮を執る安間貴義監督(48)は今季限りで退任する。

 FC東京は今季、FW大久保嘉やMF高萩らを獲得するなど大型補強で上位を狙ったが成績不振に陥り、J1で11位に低迷する(12日現在)。9月に監督を交代した後は、タイトル獲得経験者を条件として人選を進めていた。

 元日本代表FWの長谷川氏は2014年にG大阪をJ1、ヤマザキナビスコ・カップ(現YBCルヴァン杯)、天皇杯全日本選手権の国内主要タイトル3冠に導いた実績があり、クラブは統率力を高く評価している。