ガンバ大阪MF遠藤保仁(37)が13日、大阪・吹田試合で新潟戦(14日、吹田S)に向けて切り替えた。

 今季の無冠が確定してから初めての試合。主将の遠藤は「ずっといる選手はこれだけ早く全タイトルを狙えなくなるシーズンはなかったと思う。モチベーション的には難しいものもあるかもしれないけど、全力を尽くすのは変わらない」と苦い表情ながら、意気込んだ。

 G大阪は長谷川監督の今季限りの退任を発表してから公式戦7試合で2分け5敗と勝ちなし。ルヴァン杯、天皇杯も敗退したが残り6試合は1つでも順位を上げるために「より多くの勝ちにつなげたい」と目標を明確にした。新潟は引き分け以下でJ2降格が決まる可能性があり、全力で向かってくるはず。プロ20年目の大ベテランは「相手も必死。いいゲームができるようにしていきたい」と5試合ぶりの勝利を誓った。