ガンバ大阪DF三浦弦太(22)が、22日のアウェー浦和レッズ戦で連続失点ストップを誓った。19日は大阪・吹田市内で練習。現在チームは公式戦8試合勝ちなしで、J1では6月25日川崎フロンターレ戦から15試合連続失点中と苦境に立たされている。連続失点のクラブワースト記録(18試合)を更新しないためにも、三浦は「1対1は絶対負けない」と力を込めた。

 相手は日本勢として08年G大阪以来のACL決勝進出を決めた宿敵。前日は、中国の強豪上海上港を完封し、強固な守備が目立ったが、攻撃も強力だ。三浦が対戦する可能性がある相手FW興梠は現在19点でJ1の得点ランク首位を走る。相手エースに対して183センチのセンターバックは「めちゃくちゃうまいし、攻撃力がある。でも、止められればいい流れを取り戻すきっかけになる」。

 日本代表MF倉田も「向こうより相当強い気持ちでやらないと」と引き締めた。現在、チームは11勝7分け11敗の10位。負け越さないためにも、公式戦9試合ぶりの勝利が必要だ。