北海道コンサドーレ札幌はFC東京戦から一夜明けた22日、札幌・宮の沢でリカバリー練習と練習試合を行った。16年ぶりJ1残留が決まる可能性がある29日の鹿島アントラーズ戦(札幌ドーム)に向け、四方田修平監督(44)は「早く決めたい。それが第一」と強調した。

 前日は今季アウェー初勝利と2度目の2連勝を飾った。9月以降は3勝2分け1敗と好調で「結果とともに自信をより持ってやれるようになった」。残留争いは優位に立ったが、「どう転ぶかわからない。目先の試合に集中したい」と気を引き締めた。

 次節は札幌が勝ち、16位の広島が負ければ、残留が決定する。アウェーの前回は0-3で敗れている首位が相手だが、「自分たちがやるべきことをやるしかない。鹿島に勝つための戦いを見いだしたい」。1日でも早く、そしてホームで残留を決める。【西塚祐司】