浦和レッズは26日、午前中にさいたま市内で約1時間半の練習を行った。右足首の負傷で離脱していたMF武藤雄樹がボールを使った練習に復帰。5対5のハーフコートでのミニゲームなど、すべての練習をこなした。

 武藤は18日ACL準決勝第2戦のホーム上海上港戦で足首を痛めていた。練習では時折笑顔も見せ、「今は痛みも取れている」と力強く話した。

 ACLでは11月の決勝まで駒を進めている一方、国内ではすでにタイトル消滅と苦戦している。現在リーグ7位で、自力で来季のACL出場権が獲得できる3位までは残り4試合で勝ち点差9と厳しい状況が続いている。「レベルが高いし、楽しくて充実する」とACLに参加することの大切さを口にした武藤は「ここからあと4つ勝って、(ACL圏内に)食い込めるようにしたい」と、諦めない姿勢を見せた。