セレッソ大阪が逆転勝ちで4連勝、3位の座を守った。

 前半13分にMFダビド・バブンスキー(23)のゴールで横浜F・マリノスが先制。しかし、その後はC大阪が一方的に攻め続け後半19分、MF清武弘嗣(28)が同点ゴール。さらに23分、清武の芸術的なヒールパスを受けたMF水沼宏太(27)が勝ち越し点を奪った。さらに25分、右CKからFW杉本健勇(25)が頭で3点目。自ら誕生日を祝う今季20得点目で、再び浦和FW興梠と並びトップに立った。終了間際にもDFマテイ・ヨニッチ(26)がとどめの4点目を決め、ルヴァン杯を制した勢いそのまま、強さを見せつけた。

 杉本は日本代表の欧州遠征から帰国後、中1日で「体が思うように体が動かなくて」と明かした。その中で決めた得点は自信につながる。「自分のゴールよりチームが勝つことだが、それにプラスで(バースデー弾は)よかった」と笑顔。残り2試合、興梠、19得点の川崎FのFW小林と争う得点王の座は激しさを増す。杉本は「1番になりたいし」としっかりタイトルを意識して、残り2戦に挑む。