古巣復帰のアルビレックス新潟DF矢野貴章(33)は2年連続でJ2降格を味わい、ショックを隠せなかった。

 後半41分から途中出場し、体を張った守備で1点を死守。だが試合直後に広島の勝利を知り、「ここ数試合、いつかこの日が来るのかと思っていましたが、いざこの結果になると、今は何も考えられません」。昨年は名古屋で降格を経験し、「サポーターの皆さんの涙は、僕らの悔しさに届いている。それを忘れてはいけない」と唇をかんだ。