Jリーグは6日、東京都内で社員総会を開き、クラブライセンス交付規則を一部変更した。従来は3期連続赤字で不交付となったが、J1とJ2に限り3期以上連続でも赤字額が純資産額を上回らなければ交付対象とすることとした。クラブに積極投資を促進する狙いがある。債務超過は従来通り不交付となる。

 2018年度(1~12月)予算も承認した。規模は本年度とほぼ同じで、経常収益は267億5800万円、経常費用は273億300万円を計上。リーグ開幕25周年の企画などで費用が5億円以上超過するが、本年度に6億円ほど上回る見通しの収益で充当する。