ベガルタ仙台が、来春の1次キャンプを沖縄で張ることが分かった。1次キャンプは有酸素、体幹、持久的なトレーニングなど体力強化中心に行われるもので、仙台は09年から9年間、鹿児島県さつま町で行ってきたが、沖縄本島南部に位置する糸満市で新たにスタートを切ることになった。沖縄でのキャンプは、前身のブランメル仙台が97年に行って以来21年ぶりの復活となる。

 沖縄県は1月の平均気温が17度と鹿児島県の8・5度に比べ9度近く高い。昨年は浦和、G大阪、川崎FなどJ1の10チーム、J2でも4チームが温暖な同地をプレシーズンの拠点とした。「うみんちゅう」と呼ばれる沖縄漁師の拠点である糸満市から新シーズンの船出を切る。