J1の浦和レッズがアフリカ王者ウィダド・カサブランカ(モロッコ)を下し5位を確定させた。

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)覇者の浦和は、9日の準々決勝で開催国代表のアルジャジーラに0―1で敗れたが、この日は3ゴールを奪って逃げ切った。

 浦和が先手を取った。前半19分、右サイドの崩しからDFマウリシオがゴール右上にカーブを描きながら豪快にミドルシュートを決め先制した。

 前半21分には相手にPKで同点とされたが、前半26分にはMF柏木が左からのクロスを押し込み勝ち越し。前半は2-1で折り返した。

 後半15分には右サイドから森脇がFKでクロスを入れ、こぼれ球をマウリシオが決めて3点目。後半ロスタイムに相手にPKで失点したが1手差で逃げ切った。