今年の漢字発表に合わせ、サッカー界からも各選手にこの1年を漢字1字で表現してもらった。

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)を10年ぶりに制した浦和レッズの槙野智章は「糧」を選んだ。「苦しんだシーズンでもあったから」。国内では無冠で監督交代もあった。終盤は本職のセンターバックとして活躍し、日本代表ではブラジル戦で得点。本来のプレーを取り戻した。「悪いところからはい上がってプラスを得られた。自分にとって重要な年でした」。