J2東京ヴェルディは21日、J1のガンバ大阪から今季、期限付き移籍していたMF内田達也(25)を、完全移籍で獲得したと発表した。

 内田は東京Vを通じて「今シーズンの悔しさを晴らせるように一丸となって戦いましょう。全てにおいて今シーズンを上回るので、これからも応援よろしくお願いします」とコメントした。

 内田はG大阪から東京Vに移籍した今季、中盤の深い位置でボールを奪い、長短織り交ぜたパスで攻撃を組み立てるなど、攻守に中心的な役割を果たし、東京Vに欠くべからざる存在としてピッチ上に君臨。G大阪の下部組織から10年にトップデビューして以降、プロ8年目でキャリアハイの41試合に出場し、2得点と活躍。09年からJ2で戦う東京Vが5位で初のJ1昇格プレーオフに進出する原動力となった。

 18年に、2008年以来10年ぶりのJ1復帰をかける名門・東京Vにとって、不可欠な存在となった内田の完全移籍は朗報だ。