サガン鳥栖は4日、元日本代表FW豊田陽平(32)が蔚山(韓国)へ期限付き移籍すると発表した。

 期間は12月31日まで。J1通算94得点で昨季は28試合5得点にとどまったが、クラブの看板選手が韓国に移籍するのは極めて異例。蔚山からオファーを受けた豊田が新たな環境での挑戦を決意したという。鳥栖の12年J1昇格にも貢献した豊田は、クラブを通じ「鳥栖のあるべき姿を外から確認できた時、また鳥栖でプレーしたいと必ず思う」とコメント。蔚山は2月開幕のACLで昨季J1王者川崎Fと同じF組で戦う。