昨季のリーグ王者の川崎フロンターレが23日、神奈川・川崎市内で25日のジュビロ磐田との開幕戦に向け調整した。

 20日のACL・蔚山(韓国)戦を欠場したMF中村憲剛(37)もフルメニューを消化し、開幕に向け臨戦態勢に入った。

 チームは富士ゼロックス・スーパー杯から公式戦3連敗でリーグを迎える。鬼木達監督は「大会が違うし、気持ちの切り替えが大事になる。しっかり自信を持って戦えれば大きな問題はない」とキッパリ。磐田は昨季、リーグ最少30失点と堅守を誇り、リーグ最多71得点の川崎Fとの対戦は、まさに“ほこたて対決”となる。ACLでは2試合で1得点にとどまっているが、指揮官は「ボールを動かせてはいる。そこでミドルとかも含め、打つことで変わることもある。攻撃のスイッチを入れるタイミングはいくつかある。そこを逃さずにやれば迫力は出てくる」と見据えていた。