北海道コンサドーレ札幌MF三好康児(20)が15日、札幌・宮の沢で全体練習に参加した。右ひざ痛の影響で11日のリカバリーから別調整。13日の練習で実戦形式を回避していた。「自分の感覚と調整しながら」と、慎重に次節18日V・ファーレン長崎戦(札幌ドーム)を見据えた。

 新たなスタートの日を迎えた。引っ越した札幌市内の自宅に荷物が届くため、練習を終えると足早にクラブハウスを出発した。「生活も自立できるように」。前所属時代から寮生活。プロ入り後初の1人暮らしで心機一転を図る。

 長崎戦は「チームとしても個人としても結果を出したい」と、今季開幕から公式戦5戦連続“お預け”の初勝利を見据える。U-21日本代表のパラグアイ遠征(19~28日)に招集され「まずは代表の前にチームにいい結果を残せるように」。待望の1勝を手に、気持ち良く日の丸の仕事へ向かう。【保坂果那】