セレッソ大阪がFW杉本健勇(25)の決勝ゴールで湘南ベルマーレを下し、今季初勝利をあげた。

 前半13分にFWヤン・ドンヒョン(32)のJ1リーグ戦初ゴールで先制も、36分に湘南MF岡本拓也(25)に同点ゴールを決められる。

 日本代表の欧州遠征帰りで、ベンチスタートの杉本は後半31分から出場。41分、右サイドで縦パスを受けると、鮮やかな切り返しでDFをかわし、最後は左足の股抜きシュートで決勝点を奪った。今季2得点目で勝利に貢献した杉本は「いいボールがきたし、タイミングもよかった。最後は思い切りシュートを打とうと。ゴールもだけど、チームが勝てたことがうれしい」と笑顔。欧州遠征ではウクライナ戦に先発も、アピールできなかったが「個人的にダメだったことは素直に受け止めないと。その上で気持ちを切り替えた」。目標のワールドカップ(W杯)メンバー入りへも再スタートとなった。