8チームが出そろったルヴァン杯の決勝トーナメント組み合わせ抽選会が29日、東京・台場のフジテレビで行われた。準々決勝は9月5日、同9日にホーム&アウェイ方式で行われる。前回大会準優勝の川崎フロンターレは、鹿島アントラーズとの対戦が決まった。

 抽選に参加した鹿島DF内田篤人(30)が、先に決まっていた川崎Fの対戦相手の枠を引き当て、Jリーグの原博実副理事長は「ウッチー、やっちゃったね…。ここではもったいないカード」と話した。川崎FのDF車屋紳太郎(26)は「僕も予想外。鹿島と対戦するとき、フロンターレの選手はモチベーションが高い。鹿島を倒せるように頑張りたい」と話した。内田も「頑張ります」と短く意欲を示した。川崎Fはホーム試合の9月9日は等々力競技場が他のイベントで使用できないため、味の素スタジアムで行うことになる。

 前回王者のセレッソ大阪は湘南ベルマーレと、柏レイソルはヴァンフォーレ甲府、横浜F・マリノスはガンバ大阪とそれぞれ対戦する。