J2アルビレックス新潟は3日、クラブハウス練習場で非公開での練習を行った。

 ベールに包んだ練習を鈴木政一監督は「攻撃と守備のイメージを共有させた」と話した。守備陣の意思の疎通を密にするために5日の次節アウェー大分トリニータ戦はGKアレックス・ムラーリャ(28)から、GK大谷幸輝(29)に代わるのが濃厚。リーグ戦に出場すれば、4月1日の第7節熊本戦以来、実に20節ぶり。カップ戦を含めても7月11日の天皇杯3回戦、東京戦以来になる。

 リーグ戦の無失点ゲームは6月24日の第20節町田戦(0-0)以来、途絶えている。ここ2戦は6失点で連敗。鈴木監督は「最終ラインの背後のケアが大事」と守備の重点テーマを話したが、GK大谷はリスクマネジメントに心を砕くつもりだ。「攻めているときにDFとコミュニケーションを取って(相手の)カウンターに備えなければいけない」と言った。

 前節千葉戦は1-2で敗戦もシュートを15本放つなど、攻撃は機能している。大谷は「ゲーム内容はいいが、結果が伴わない。ゲームの入り方に集中して結果を出したい」と意気込んだ。