ジュビロ磐田は正念場の一戦を迎える。前節浦和戦に0-4で敗れ、今季3度目の連敗。10位は変わらずも、最下位G大阪までの勝ち点差は7に縮まった。さらに、今日19日のホーム柏レイソル戦は、浦和戦で負傷したMF山本康裕(28)、神戸戦で負傷したMF宮崎智彦(31)の欠場が濃厚。MF田口泰士(27)も、警告累積で出場停止だ。

 それでも、MF山田大記(29)は18日、磐田大久保グラウンドでの最終調整を終え、「ここまで『誰が出ても』とチームとしてやってきた。全員で底力を見せる機会だと捉えている」と言った。言葉通り、全員でこの難局を乗り越えるしかない。【前田和哉】