ホームのジュビロ磐田が、優位に進めた。0-0の前半6分、MF山田のスルーパスに抜け出したMF松本が、右足で先制のネットを揺らした。同13分には、ゴール前でパスを受けたFW大久保が、右足で移籍後初ゴールを決めた。大久保は、この1点でJ通算200ゴールを達成。J1通算ゴール数でも、自身の持つ最多得点を182点に伸ばした。

 アウエーの柏レイソルも好機をつくった。同19分、左クロスにMF瀬川がフリーで合わせた。同28分には、江坂が強烈な右足ミドルで狙った。しかし、シュートはいずれもゴールの枠外。磐田が2点をリードして前半を折り返した。

 反撃を狙う柏は後半15分、J初のケニア人選手・FWオルンガを投入。移籍後初出場となったオルンガは、同18分と同33分に右クロスから頭でゴールを狙ったが、シュートは枠を外れた。

 最後まで集中を切らさなかった磐田が3試合ぶりの勝利を挙げ、柏は今季初の連勝を逃した。