サガン鳥栖の元スペイン代表FWフェルナンドトーレス(34)が、Jリーグ出場7戦目も不発に終わり、チームも残留を争う名古屋グランパスに完敗した。「前回より今回の方がチャンスを作って、プレーはよかったと思う。ただ(シュートが)ハイボールだったのが残念」の言葉通り、放った3本のシュートはいずれも決定的な場面。だがすべてバーを越えた。

 鹿島アントラーズから移籍のFW金崎夢生(29)とともに激しく攻撃をリードしたが、ともにゴールが生まれない。マッシモ・フィッカデンティ監督(50)は「2人のところはお互い、連係はよくなってきている。試合の流れを取り戻す、立て直す意思があった。ただ2人のコンビネーションより試合に勝つことが大事だ」。痛い黒星で16位に後退した。