V・ファーレン長崎は完封負けで今季4度目の3連敗を喫し、J2自動降格圏の最下位に転落した。ホームで攻守に圧倒され、高木琢也監督(50)は「非常に恥ずかしい試合で、力の差を認めざるを得ない。一番大きいのがボールを失う回数が多いこと。正直に言うと打つ手がない状況」と唇をかんだ。

 7月のJ1再開後は8試合4得点、無得点試合は5度目と決定力不足は深刻で「戦術的なところ、決定力、ゴールを取りたいという貪欲な気持ちの3つが、ウチの選手には欠けている」と言い、危機感を募らせた。