ガンバ大阪が22日、大阪・吹田市内で宮本恒靖監督(41)が就任後初めての公開練習を行った。夏休み中とあって約300人のサポーターが見学。約1カ月半ぶりのファンサービスもあり、指揮官は握手を求められたり、プレゼントを受け取るなど現役時代からの変わらぬ人気ぶりを感じさせた。

 7月23日に監督就任後は全て非公開練習にし、集中できる環境で戦術を落とし込んできた。久しぶりの公開練習では、少人数で負荷をかけたミニゲームや、攻守のパターン練習を実施。前節ベガルタ仙台戦は逆転負けを喫したため、宮本監督は「1つずつ(課題を)解消していきたい」と話した。

 次節の相手は勝ち点1差でG大阪の1つ上の順位につける16位サガン鳥栖(26日、アウェー)。勝てば降格圏から脱出できる可能性もある直接対決で、指揮官は「試合の中で対応をよりシビアにしなければいけない」と引き締めた。