ガンバ大阪の元日本代表MF遠藤保仁(38)が12日、大阪・吹田市内で行われた練習後、前日11日に日本代表デビューしたMF堂安の実力に太鼓判を押した。森保ジャパンの初陣、国際親善試合コスタリカ戦で先発した堂安について「能力がある。十分高いところまで目指せる」と言い切った。

G大阪出身で現在はフローニンゲンに所属する堂安はこの日、大阪空港からオランダへ向けて出発。同空港で取材を受けた時に「こんなにも日本代表って重たいものなのか」と感じたと話し、G大阪の先輩で国際Aマッチ最多152試合出場の遠藤に対して「みんなが思っている以上にすごいプレッシャーを受けていると思う。試合終わってからホッとした自分もいた。150試合(以上)ああいう(遠藤のような)選手はやっていて、どういったメンタルしてるんやろうなと。すごい人だなと思った」と驚いていた。

堂安の思いを聞いた遠藤は「経験すればするほど代表の重み、価値はどんどん分かってくると思う。まだ1試合だし、若い。これからたくさん代表の試合を経験すればいろんなものにぶつかる。それを乗り越えられる選手」と期待。試合も見たといい「コンビネーションが良くなればもっと自分を出せる。徐々に代表でも慣れてくる。(堂安の)良さをもっと出せれば代表にとって大きな戦力になる」と、さらなる飛躍を心待ちにした。