ジュビロ磐田DF高橋祥平(26)が、4試合ぶりの無失点に意欲を見せた。19日は、22日のホーム横浜F・マリノス戦(午後4時、ヤマハ)に向けて磐田大久保グラウンドで約2時間の調整。ここまでリーグ最多43得点を記録する相手との一戦へ「横浜を0に抑えられれば、自信にもつながる。そこを目指したい」と、語気を強めた。

今月1日のホーム名古屋グランパス戦では、守備が崩壊。クラブワーストタイの6失点を喫した。だが、続く14日の前節アウェー・セレッソ大阪戦では1失点と復調の兆しを見せる。高橋も「最後のところで体を張れていた部分は良かったと思う」と、一定の手応えをつかんだ様子だ。

残り8試合。現在リーグは、11位の磐田を含めて8位ヴィッセル神戸からJ2降格圏の17位ガンバ大阪まで、勝ち点9差に10チームがひしめく混戦。高橋は「今が踏ん張り時。いかに失点しないようにするかが大事。最低でも(勝ち点)1を取るという気持ちで、1試合1試合やっていきたい」と言った。昨季リーグ最少失点を誇った守備陣の主力として意地を見せる。【前田和哉】