埼玉・昌平高MF原田虹輝(3年)が4日、川崎フロンターレの練習に参加した。

主戦場はボランチ。パスだけでなく、中盤からドリブルでペナルティーエリアに仕掛けたり、ゴール前に迫力を持って入る動きに長け、今夏の全国高校総体では準々決勝の大津(熊本)戦で2ゴール。チームの4強進出に大きく貢献した。

川崎市内で行われた練習では、最後のミニゲームでサブ組に入ってプレー。ミニゲームに入る前、MF大島僚太(25)から「楽しんでこい」と声をかけられたという。昨季王者チームでの練習に「練習内容もレベルが高く、パススピード、各選手のポジショニングがすごかった。テレビで見たことのある選手ばかりで、すごく緊張しました」。

蹴る止めるの反復練習も経験し「すごく勉強になった」と充実した表情を浮かべた。今後の進路は大学も含め未定だが「将来的にはプロに行きたい」と目標を掲げた。そして「高校では冬の選手権に向けて頑張っていきたい」と話した。