J1サガン鳥栖は9日、同日の練習から金明輝コーチがトップチームの指揮を執ると発表した。

一方で、解任が濃厚となったマッシモ・フィッカデンティ監督(50)については「マッシモフィッカデンティ監督の今後につきましては、現在、協議中です。決まり次第、速やかにお知らせいたします」と、解任を発表できる段階ではないことをにじませた。

鳥栖は今季、4月から5月にかけて7連敗を喫し、7月には元スペイン代表FWのフェルナンドトーレスと、元日本代表FWの金崎夢生を獲得して得点力向上を図ったが、J1の18チーム中、最低の23得点と決定力不足に泣き、7勝9分け13敗で降格圏の17位に低迷している。鳥栖は公式サイトで「残留に向けチーム一岩となって頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いします」と支援を呼び掛けた。