Jリーグは16日、東京・文京区のJFAハウスで実行委員会を開き、J1の外国人枠を3人から5人に変更することを協議した。各クラブ代表者から異論がなく、25日の理事会で正式決定する予定だ。アジア枠1+提携国枠は残すため、J1は7人以上の外国籍選手が出場する可能性がある。さらにJ2とJ3の外国人枠は4となりJ1同様、アジア枠+提携国枠は継続する。

またホームグローン制の実施も決定した。地域密着やホームタウンへの貢献、地元若手の発掘などを目的とし、13~21歳に下部組織(ジュニアユース、ユース、U-23チーム)に在籍した選手と契約を結ぶ制度。来季から実施するJ1は2人以上保有しないといけない。J2とJ3は1人とした。

J2とJ3は22年から実施する予定で、Jリーグ幹部は実行委員会で「J2、J3の場合、下部組織が充実してないクラブもあるため、移行期間を設けた。今後、より一層、若手育成にも力を注いでください」と説明したという。