川崎フロンターレが史上5チーム目の連覇を達成した。セレッソ大阪に試合終了間際の失点で敗れたが、2位サンフレッチェ広島も敗れたため、2試合を残し、史上2番目の速さで優勝が決まった。

鬼木監督は「自分たちの中から崩れることなく自分たちのサッカーというものを信じ続けたことが本当によかった」と振り返った。今季はチームに「連覇」を意識させ、勝てば首位に立つ9月29日のV・ファーレン長崎戦では、試合前に広島が敗れた結果をミーティングであえて伝えるなど、選手に「プレッシャー」を与えながらモチベーションを高めてきた。「常々優勝というものを頭の中に、勝ち点が離れてた中でも意識して戦えたことがつながった」。クラブは鬼木監督の手腕を評価し、3連覇を目指す来季も指揮を任せる。