J1初昇格し、1シーズンでJ2降格するV・ファーレン長崎は19日、就任6年目の高木琢也監督(51)が今季限りで退任すると発表した。13年監督に就任し、昨年J2の2位でJ1初昇格に導いた。だが今季は、2試合を残し8勝5分け19敗の最下位に沈んでいる。

開幕前、ジャパネットたかた創業者の高田明社長(70)は「J1になっても1年でJ2に戻るのではなく、2、3年後にACLを目指したい」と“長崎旋風”を誓っていたがかなわず。指揮官が成績不振の責任を取る形となった。