来季のJ2降格が決定したV・ファーレン長崎の高田明社長(70)が21日、長崎県諫早市のクラブハウス内で来シーズンへ向けた決意の会見を行い、J1の今季と変わらない姿勢で挑むことを明らかにした。

「来年J2になるけど、J1でやってきたことと、なんら変わりはない。もっともっと努力をして、1年でJ1復帰を果たしたい」と意気込んだ。

運営費の縮小も懸念されるが「スポンサーさんからは、『J2でも同じ』という声はいただいている」と言い、支援も変わらないことを強調。「もっと観客動員も増やしたい」と展望を口にした。

また、今季限りの退任が発表されている高木琢也監督(51)の後任について「これからで、まだ申し上げられない」とした上で「高木監督が6年間積み上げたものを継承し、新しい監督が新たなものを加える、そしてJ1復帰に向かっていくことになる」と言うに止まった。

今後、外国人監督を軸に人選を進めていくことになりそうだ。