J2の愛媛FCは5日、元日本代表のアビスパ福岡MF山瀬功治(37)の獲得を発表した。

北海道出身の山瀬は00年北海高から北海道コンサドーレ札幌加入。同年5月4日のJ2湘南ベルマーレ戦でデビューし初得点も決めた。01年ワールドユース出場。同年Jリーグ新人王を受賞。02年に浦和レッズ、05年には札幌時代の恩師・岡田武史氏が指揮していた横浜F・マリノスに移籍し、背番号10を背負った。11年から川崎フロンターレ、13年からJ2の京都サンガFC、17年からJ2福岡でプレーしていた。J1通算288試合58得点、J2通算211試合28得点。

代表では06年8月9日のトリニダード・トバゴ戦でA代表デビュー。07年8月22日のカメルーン戦で代表初得点。代表通算13試合5得点。

昨年12月25日に公示された移籍選手リストに登録された山瀬は自身のブログで「福岡を契約満了となってから、約2カ月半、なかなか移籍先が決まらず、次々とチームが始動していく中で、焦る気持ちが全くなかった訳ではありませんが『必ずなんとかなる』と信じ、どの様な状況になってもすぐに対応できる様、今自分に出来る事に全力で取り組むだけだを考えて今日まで過ごしてきました。とは言え、ここまで待つのは初めての経験なので、長かった、というのが正直な思いではありますが(汗) 逆に今は、この初体験を楽しみたいと思っています(笑)」と心境をつづり、移籍決定までは福岡大や佐賀龍谷高に練習参加しコンディションを維持していたことも報告。「今年も僕にプレーする機会を与えてくださった愛媛FCの関係者の方々にも心より感謝しています。いち選手として皆さんにお返し出来ることと言えば、少しでもチームの力となれる様に、毎日全力でプレーする事に尽きると思います」と意気込みを表した。

同じ元日本代表の37歳で移籍リストに登録されていた福岡DF駒野友一はFC今治、セレッソ大阪DF茂庭照幸はJFLのマルヤス岡崎に加入した。