J1開幕戦で黒星発進したアジア王者鹿島アントラーズの主力MF三竿健斗(22)が24日、鹿嶋市内で行ったJFLソニー仙台との練習試合で実戦復帰した。

昨年11月の日本代表での活動後「恥骨関連鼡径部痛」で長期離脱していたが、ようやく対外試合でプレー。約30分と出場時間は短かったが随所に積極的なプレーを見せた。

約3カ月ぶりの実戦に「体力や体の問題でそんなに長い間、いいプレーはできなかったけど、最初のほうはできていたと思う。その時間を少しずつ伸ばしていければ。すごくワクワクして(試合に)入った」と喜びも口にした。「まだ100%ではできない」といい、公式戦復帰にはもう少し時間がかかりそうだが、23日の開幕戦で昇格組の大分に敗れたチームには明るい話題となった。試合はFW金森の得点などで、順当に3-1で勝った。