昨季のリーグ王者の川崎フロンターレとACL王者の鹿島アントラーズの対決は1-1の引き分けに終わった。川崎Fは立ち上がりから圧倒的にボールを保持し、敵陣へ攻め込む。

前半8分、川崎FのFW小林悠(31)がゴール正面20メートル付近で倒されFKを獲得。これをMF中村憲剛(38)が蹴り、直接ネットを揺らし先制。今季の新パフォーマンス、プロレスラー中邑真輔の「イヤァオ」のポーズを披露。中村は昨季に続き、川崎Fのリーグ戦の「第1号」を決めた。

その直後、鹿島も猛反撃に出る。DF内田篤人(30)のロングボールにFW伊藤翔(30)が抜けだし公式戦3戦連発となるゴール。すぐに同点に追いついた。

後半は川崎Fが怒濤(どとう)の攻撃を見せるも、鹿島の守備陣が耐え、優勝候補が勝ち点1を分け合った。