引き分け以上で1次リーグ突破が決まる鹿島アントラーズだったが、敵地でジョホール・ダルル・タクジム(JDT=マレーシア)に敗れ、決勝トーナメント進出決定は最終節に持ち越しとなった。

序盤はホームのJDTが攻め込み、鹿島陣内での時間帯が続いた。試合が落ち着くと鹿島がボールを支配し始めたが決定機をモノにできず、スコアレスで前半を折り返した。

後半に入ると試合が動いた。同24分、左サイドのMFアフマドにエリア内への突破を許し、カットインからの右足シュートで失点。苦しい時間帯に1点を失った。追いかける鹿島はMF平戸に代えてMF土居、MF遠藤に代えてFW金森、FW安部に代えてFW山口を投入。フレッシュな前線の選手を送り出して反撃に出たが、流れをつかめなかった。

JDTは昨季のアジア王者から大金星を勝ち取り、記念すべきACL初勝利をあげた。