鹿島アントラーズが松本山雅FCを5発で粉砕し、今シーズン初の3連勝を収めた。

MF白崎凌兵が26歳の誕生日に爆発。清水エスパルスから移籍後初を含む1試合2発で完勝の主役になった。守っては危なげない完封だった。

先制は前半25分だった。右サイド深くに攻め込んだDF永木が、右足でグラウンダーのクロスを送る。GKに触られて少しコースが変わったところにMFレオ・シルバが詰め、相対したMF田中隼をかわして右足でゴールに押し込んだ。

1-0で迎えた後半2分にはMF白崎に移籍後初ゴールが生まれた。中央をドリブル持ち上がったレオ・シルバが、相手を引きつけてから左サイドを走る白崎へラストパス。フリーで受けると同時に左足を振り、左ポストをかすめながらゴールに蹴り入れた。同20分には2点目だ。右サイドを連係で切り崩し、最後はFW土居が柔らかいクロス。ファーサイドのDF背後から、助走たっぷり飛び込んだ白崎が頭で合わせてゴールネットに突き刺した。

このほか、後半9分にFWセルジーニョが美しい左足ミドルを決めたり、同38分に途中出場のMF中村が左足で今季初得点を奪うなど、松本を圧倒。守っては前半、枠内シュート0本に抑えるなど寄せつけない完封で今季初の3連勝、ホーム5連勝を飾った。

松本は、南米選手権ブラジル大会に臨む日本のA代表に飛び級で招集される可能性があるFW前田の快足に希望を託したものの、ゴールをこじ開けられずに途中交代。前鹿島のFW高崎も投入して反撃に出たが力及ばず、今季ワーストの5失点で4戦勝ちなしとなった。