17日のJ1第12節・浦和レッズ-湘南ベルマーレ戦(埼スタ)で湘南DF杉岡大暉(20)のシュートがサイドネットを揺らしながら「ゴール」と認められなかったことについて、各方面でさまざまな反応が出た。

主幹のJリーグは翌18日は業務を行っていないが、昼の段階で問い合わせのメールが約70件届いた。Jリーグがツイッターに公開したハイライト動画にも問題のシーンが入っており、午後7時の時点で視聴数は約8・4万回、リツイートは949回と拡散された。ツイートには「選手がかわいそう」などといったコメントが寄せられた。

判定について、現役Jリーガーの言及も続いた。ある選手はツイッターで「どうみてもゴールじゃん こういうの減らそうよ」と記すなど、明らかに公正さを失う事態に憂慮や不満の声があがった。試合を視察していたJリーグの村井チェアマンは、試合後に「ゴールラインテクノロジーの先行導入も考えたい」とコメントしている。