セレッソ大阪MF水沼宏太(29)が、ルヴァン杯での逆転8強進出に自信を示した。

22日のJ1リーグ戦でジュビロ磐田に2-0と快勝し、一夜明けた23日は大阪・舞洲で調整した。次戦は26日、FC東京とのルヴァン杯プレーオフ第2戦(ヤンマー)。アウェーの第1戦は0-1で惜敗も、水沼は「上に進むために勝たないといけない。上っていきたい気持ちは強いし、みんなタイトルを意識している。絶対に勝ちたい」と気持ちを入れた。

自身は磐田戦で今季3得点目のゴールを決めるなど上り調子。ロティーナ監督(62)のサッカーを「やればやるほど、本当にやりがいを感じている」と表現する。「最初はただ言われるがまま。何をすればいいのか整理できていなかった。今は勝手に体が動く。染みついてきたと思う」。

スペイン流のポゼッションサッカーを育てながら勝つ、ロティーナ監督の意図がようやく形づいてきた。その進化を感じるからこそ、水沼にも自信が芽生える。「2年前のあの光景をもう1度、経験したい。次はホーム、アドバンテージは相当あるはず」。タイトル奪還へ、水沼はチームの思いを代弁した。