ガンバ大阪がFC東京を振り切って、準決勝進出を決めた。第1戦をG大阪がホームで1-0で制して迎えた一戦。東京が2点を先制するも、G大阪FWパトリックが値千金の1点をもぎとり、2戦合計2-2も、アウェーゴールの差で上回った。

東京は前半20分、FWディエゴ・オリベイラがゴール。左サイドでDFとの球際を制してボールを奪うと、がら空きになったところを1人でペナルティーエリア内まで持ち込み右足で冷静に沈めた。

後半22分には東京五輪世代のFW田川亨介が追加点。MF高萩洋次郎からのパスをキープしたディエゴ・オリベイラから受け、スピードに乗ってペナルティーエリア内へ進入。GKが出てきたところを左足で冷静に決め、2戦合計で逆転に成功した。

G大阪の窮地を救ったのはパトリック。31分、MF宇佐美貴史の右クロスにDFに競り勝って頭で合わせた。GK林の手に触れたボールは右ポストに当たり、ゴールに吸い込まれた。