ヴィッセル神戸FWルーカス・ポドルスキ(34)が10日、オーバーエイジ(OA)枠でドイツ代表として来年の東京五輪出場に意欲を示した。

母国では候補に挙がっており「そういう質問をされて光栄だ。そうなるにはいろんな過程があり、様子を見てます」と慎重に話した上で「私の大好きな日本で行われる大会。出ることができたら光栄なことと思う」と語った。

ポドルスキは5月26日の湘南戦を最後に体調不良で離脱。ドイツに帰国し、6月17日に真珠腫性中耳炎が判明して手術した。母国で療養し、8月15日からチーム練習に部分合流。「一時は体重が6~7キロ減っていた。体が弱っていた」と話すが、ようやく全体メニューをこなせるまでに回復し、14日のホーム松本戦での実戦復帰が濃厚となった。

「自分のコンディションは100%とは言えないが(試合に出られる)リズムをつかみつつある」。MFイニエスタが負傷欠場の中、復活ポドルスキが12位に停滞する神戸の救世主となる。