J2アルビレックス新潟は14日、聖籠町のクラブハウス隣接ピッチで16日の次節アウェー大宮戦に向け、非公開で練習を行った。

前節の岐阜戦(9日)、MF本間至恩(19)の先制ゴールをアシストした左SB堀米悠斗(25)は連続アシストに意欲をみせる。「ここ数試合、すごく調子いい」。大宮戦でもピンポイントクロスでゴールを演出を狙う。

今季はサブ組からスタートした堀米だが、8月以降先発の座をつかみ、攻撃でも積極性を見せる。岐阜戦ではMF渡辺新太(24)のサイドチェンジをダイレクトで折り返し、先制点につなげた。「シュートを打とうと思ったがクロスに切り替えた。ピンポイントクロスになって良かった」と絶妙なアシストを振り返った。

前々節の栃木戦(3日)でもドリブル突破から得点の起点となっており「調子がいいので、どんどん相手PA内に入ってプレッシャーをかけていきたい」と突破力への自信を深める。

札幌に入団したルーキーイヤーの13年、新人にもかかわらず副主将を務めるなどリーダーシップもある。「新潟を応援してもらえるクラブでいるためには最後まで戦わなければならない」。今季残り2試合。全力プレーを誓った。【山岸章利】