来季からベガルタ仙台を指揮する木山隆之新監督(47)の就任会見が21日、仙台市内で行われた。 同監督は今季までJ2モンテディオ山形を3年率いるなど4クラブでタクトを振ってきたが、J1では初采配となる。

木山新監督(以下、敬称略)の一問一答は以下の通り。

-どんなチームにしたいか

木山 大きな規模のクラブに立ち向かっていくために、全員がヒーローになるぐらい頑張らないと勝てるチームにならない。1人の選手に頼るのではなく、全員で攻守に戦えるチームにしたいです。

-来季以降の目標は

木山 夢はタイトルを取ること、上位にいくことですが、今の現実をしっかり見ながら1歩ずつ進まないと難しい。来季に関してはしっかり順位を上げること、1桁に入ることを目標に戦っていきたい。

-強化方針は

木山 既存の選手がベースにあり、監督に就任することが決まってからいくつかのポイントでプラスアルファが必要ということをクラブの強化部と話しています。その中で現在進行中の話がいくつかあるので、そこが決まってくるとチームの骨格が見えてくる。

-昨季の天皇杯準決勝で戦ったユアスタの印象は

木山 東北のどちらかのチームが日本一を懸けた舞台のファイナルに進む場で戦えたことは本当に幸せでしたし、そのときに感じた雰囲気は今でも忘れていません。声援を受けながらチームを指揮できるのは本当にうれしく思います。

-サポーターに向けてひと言

木山 いいスタートを切れるようにキャンプからハードワークして、みなさんの前で新しいベガルタを見せられるように頑張ります。