J1ベガルタ仙台は25日、川崎FからFW赤崎秀平(28)を完全移籍で獲得したと発表した。今季、期限付き移籍でプレーした名古屋ではリーグ21試合で5得点、ルヴァン杯7試合で4得点を挙げている。

仙台は今季、リーグでの総得点が18チーム中13番目の38得点と、攻撃力の低下は明らか。FW長沢の7ゴールがチーム最多で、ストライカー補強は急務だった。赤崎はシュート技術と動きだしに長け、木山新監督と同じ筑波大出身。関東大学リーグでは2度得点王に輝いている。

赤崎はクラブを通じ「人生初の雪国での生活に今から緊張していますが、評価していただき戦力として求められることは非常に光栄です。プロ初ゴールは鹿島時代に、ユアテックスタジアム仙台で決め、強い縁を感じています。サポーターのみなさまへ勝利を届けるために力の限り戦うことを誓います」と語った。