横浜FCは3日、元日本代表の清水エスパルスGK六反勇治(32)の期限付き移籍による獲得を発表した。

横浜FCは今季、元日本代表のベテランGK南が6月からゴールマウスを守り33試合に出場していた。来季のJ1での戦いに向けGK層を厚くするため、シュートストップやフィードで高い技術を持つ六反に白羽の矢を立てていた。

六反は仙台在籍時の15年、ハリルホジッチ監督が指揮する日本代表合宿に招集され、東アジア選手権でA代表入りを果たした。17年に清水に移籍し、18年11月の神戸戦では、コーナーキックから得点を挙げJ1で22年ぶりのGK得点をマーク。今季は左足甲のけがに加え、オーバートレーニング症候群で長期離脱したが、既に心身とも戦える状態に戻っている。

鹿児島県出身の六反は熊本国府高から06年にアビスパ福岡へ加入。12年に横浜F・マリノス、15年にベガルタ仙台へ移籍し17年から清水でプレーしていた。J1通算142試合1得点、J2通算23試合。

六反はクラブを通じ「チームと共にチャレンジ出来る事を嬉しく思います。シーズンが終わった時にチームの目標を達成し、みんなで笑顔で終われるように頑張っていきます」とコメントした。